
「次世代型宇宙港」ワーキンググループの報告会を開催。高頻度な宇宙輸送を支える拠点としての宇宙港のコンセプト等を発表

将来宇宙輸送システム株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:畑田康二郎、以下ISC)は、「毎日、人や貨物が届けられる世界。そんな当たり前を宇宙でも。」をビジョンに掲げ、宇宙往還を可能とする輸送システムの実現を目指すスタートアップ企業です。
このたび、ASTRO GATE株式会社(本社:東京都あきる野市、代表取締役社長:大出大輔、以下「ASTRO GATE」)と、ASTRO GATEが開発する国内外のスペースポートおよび汎用射場設備について、ISCの再使用型ロケットシステム(ASCA)の打上げおよび着陸を実現することを目的とし、覚書(MoU)を締結したことをお知らせします。
また、ASTRO GATEが開発整備するスペースポートや実験施設において、ISCが提供するロケット開発・運用プラットフォーム(P4SD)の活用可能性に関しても検討を進めます。
ISCでは、2040年代に単段式の宇宙往還機「ASCA 3」による宇宙輸送システムの確立に向け、ASCA 1シリーズによる2028年頃の小型衛星打ち上げの事業化・事業継続ならびに、ASCA 2シリーズによる2030年頃の有人安全技術の実証を目指しています。
こうした開発の中で、ロケットシステムの開発と同様に重要となるのが離発着するスペースポートの整備になります。これまで、SPACE COTAN株式会社との間で北海道スペースポート(HOSPO)の射場開発及び射場利用に係る基本合意書(MOU)を締結しています。
高頻度輸送の実現のためには、複数の離発着拠点を確保していく必要があると考えている中、ASTRO GATEは複数のスペースポートの開発・運営を行うことを目指していることから、相互に情報提供を行い、汎用的なスペースポートのあり方についても検討を行っていくことで合意しました。
今後、両者は以下の分野で協力を行っていく予定です。

当社が目指す宇宙輸送の高頻度化を実現していく上で大きな課題となるのがスペースポートの整備です。ASTRO GATEには「次世代型宇宙港」ワーキンググループの事務局も担っていただき、将来的に実現すべきスペースポートのあり方について相互理解を深めてきました。同社は、国内外の様々なスペースポートの運営を企画しており、当社が実現したいビジョンに合致する頼もしいパートナーであると感じています。
今回のMOUを通じて、両者で宇宙輸送の高頻度化に向けてさらに深く連携していきます。
このたび、将来宇宙輸送システム様とMoUを締結できたことを光栄に思います。
弊社は世界中のスペースポートやロケット会社に展開可能な汎用の射場設備開発を進めており、今回のMOUが両社の開発するロケットと射場の協調を加速し、宇宙輸送の合理化につながることに期待しております。
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