Careers | 将来宇宙輸送システム株式会社

日本から、宇宙に行きたい。
僕たちは挑戦します。

日本列島は宇宙にアクセスしやすい条件を備えています。
いわば、日本列島は将来の人類にとって「宇宙港」。国内には有人宇宙飛行を実現する技術基盤もあります。ぼくらは将来世代のために、宇宙への架け橋を築きます。

航空宇宙技術 × 異業種の知見 × バックキャスト思考

将来を見据えて、新しい産業を創る。
人生を賭けて挑戦する価値のある仕事をしよう。

異なる分野
異なる世代
異なる手段

航空宇宙技術 × 異業種の知見 × バックキャスト思考

将来を見据えて、新しい産業を創る。
人生を賭けて挑戦する価値のある仕事をしよう。

航空宇宙の技術に、ITを掛け合わせ
バックキャスト思考で宇宙輸送を実現させる。

宇宙旅行は夢のまた夢だと思っていませんか?
当社は「誰もが宇宙にアクセスできる時代を創る」というビジョンを掲げ、皆さまが海外旅行に行くのと同じ感覚で宇宙にアクセスできる世界観を2040年までに構築します。

政府からの後押しやファンドからの資金調達がある「オールジャパン」で取り組む宇宙開発に、航空宇宙技術とITを掛け合わせたバックキャスト思考のチームで、ダイナミックなチャレンジに挑んでくれる方を募集しています。

About ISC

誰もが宇宙にアクセスできる時代を創る

Company Introduction
将来宇宙輸送システム株式会社
代表取締役 畑田 康二郎

20世紀は、国家が 宇宙で活動することを推進していました。その結果、宇宙に飛び立つための様々な試みが行われ、皆さまに夢を与えていました。
21世紀、宇宙ビジネスへの期待は、激しさを増しています。アメリカでは、再利用できる多段ロケットを開発、宇宙飛行士でない人々も、宇宙空間や国際宇宙ステーションにいける環境が徐々に整いつつあります。

20世紀と21世紀の大きな違い、それは国家ではない多くのベンチャー企業が国とともに、宇宙を目指せる様になったことです。近年急激に発展したインターネットや、そこで行われる様になった様々なビジネスと同じように、宇宙は新しいフロンティアを僕らに与えてくれます。
僕らが生まれた頃はまだ漫画や映画の世界でしたが、ビジネスも普段の生活もより、宇宙で活動することが身近になる時代が今から20年後にやってきます。
2040年を目処に、誰もが宇宙にアクセスできる時代となるはずです。

宇宙産業の未来と私たち
が目指すもの

私たちが考える宇宙産業の未来と目指すものに
ついてより詳しくお話ししています
宇宙産業の今とこれから

宇宙産業の今とこれから

宇宙開発はもはや夢ではなく目標である宇宙利用ビジネスは、世界の中でもIT産業の次に来る成長市場として、注目されています。
宇宙輸送を民間で実現していく

宇宙輸送を民間で実現していく

宇宙産業が日本経済を支える1つの柱になる 20世紀に開発されたロケットは、その時代に可能だった技術を組み合わせ、より多くの人や物を宇宙空間に運べるように革新されてきました。しかし、それらのほとんどは「使い捨て」であり、膨大なコストをかけて、物や人を運ぶというのが当たり前の世界でした。 近年、多くのプレイヤーが宇宙産業に参入し、宇宙上で地球にデータを送る人工衛星や、無重力空間でしか実験・製造することができないような製品を作れる大きなモジュールでビジネスが活発かするにつれ、より高頻度・低コストに、多くの人や大きな貨物の輸送需要が発生してくると予想しています。 では、より低コストで大量のものや人を運ぶにはどうすれば良いでしょうか? そのキーワードがロケットの「再利用」です。通常ロケットは、宇宙に運ぶものを先端に搭載し、複数段のロケットで宇宙空間に運びます。このロケット自体が破壊されず、所定の場所に着陸させ、次の飛行に利用できるようになりました。これらの取り組みは、ロケットを開発する航空宇宙開発を経験した人材だけでなく、近年、急激に発展してきたコンピュータパワーを組み合わせ、さらに、様々なバックグラウンドをもった人材と共に、実現されています。 しかしながら、本当に宇宙ビジネスや生活が身近になる世界を実現するには、さらなる技術革新だと私たちは考えています。 高効率・高性能な推進系の革新、小型化・軽量化による低コスト化、それを安全に再使用、長寿命化できる運用の仕組みなどを総合的に検討し、作り上げなければなりません。これらは、決してロケット屋だけで完成させることができるものではなく、様々な分野の人材が集まり、知識を共有しながら構築していくものだと確信しています。 私たちが今、直近5年で取り組もうとしている事業の核は、単段式宇宙往還 (Single Stage To Orbit)という考え方にあります。 発射から宇宙空間に到着するまで、ロケットを切り離さず到着し、荷物や人を分離、そのままの状態で地上に戻ってくることを実現します。 これにより、ロケット発射1回あたりのコストを極限まで減らし、二点間高速輸送や宇宙旅行、低軌道衛星の打ち上げミッション等に対応できるビジネスを作り上げていくことを計画していきます。直近5年はこの方式によるロケットの開発を実現するために経営資源を集中しながら、このロケットをベースにして企業や個人が宇宙でビジネスができる様になる基盤を構築していきます。
私たちが目指す輸送システム

私たちが目指す輸送システム

単段式宇宙輸送機(Single Stage to Orbit)とは、燃料や推進剤のみを消費し、エンジンや燃料タンクなどを搭載した機体を切り離さずに衛星軌道に到達できる宇宙機のことを指します。この単段式ロケット開発が当社ビジョン達成に向けて非常に重要になります。 背景としては、機体部品の再利用からロケット打ち上げコストを抑える効果につなげられるためです。真空を飛ぶための燃料として使われる酸素を積んだタンクは、高額なものではあるものの宇宙空間に辿り着くための機体軽量化手段として、飛行途中で切り離され、そのまま使い捨てになります。 このような事例により、ロケットの打ち上げには高額なコストがかかってしまいますが、宇宙空間に辿り着くために機体の一部を切り外しなどを行わない単段式ロケット開発を達成できれば高額な部品の再開発コスト問題などが解決され、さらなる宇宙事業への投資・これまでの頻度以上のロケット発射実験、ひいては低コストで民間の方が宇宙にいける未来の実現に繋がります。 単段式高頻度往還機の実現は、日本の宇宙産業にとって大きなチャレンジになります。
宇宙輸送プラットフォームを作るのは総合格闘技

宇宙輸送プラットフォームを作るのは総合格闘技

人や物を高頻度に輸送するシステムは、高頻度単段式輸送機だけを開発しても実現できません。発射・着陸を安全に行う射場自体や、それを管理・管制するための地上プラットフォームにより、スムーズに、輸送機の点検・整備を行い再発射を行う必要があります。 新しいコンセプトの輸送機に関する研究開発において、打ち上げ実験を繰り返すのは、莫大なコストと時間がかかります。コンピューティングパワーを使ったシミュレーションと実験から取得できるデータを組み合わせて、ITシステムの構築におけるアジャイル開発のような効率的な研究開発体制を目指しています。 また、輸送機の製造段階においても、より効率的なサプライチェーンの構築やコンポーネントから取得できるデータによる改善フィードバックなど、研究開発チームと製造チームやサプライヤーが常に情報を共有し、効率的に高速な製造ができるような体制を検討しています。 これらを実現していくには、今まで航空宇宙業界でキャリアを積んできたエンジニアのみならず、様々な製造産業もしくはIT産業での知恵や経験を結集し、今までの常識にとらわれない企業文化を育んでいく必要があると考えています。

「オールジャパン」で取り組む宇宙開発

宇宙開発能力に関しては我が国は世界有数の地位にあり、新興国が今から努力しても追いつけるものではありません。人を乗せて宇宙空間まで運ぶことができる挑戦権を持っている国は世界の中でも限られています。
日本のこれまでの技術の厚みを生かし、新しい産業を作ることができる数少ない領域、それが宇宙ビジネスなのです。また、多くの宇宙輸送開発企業に共通する問題が「資金難」ですが、当社は、宇宙開発を主導する政府からの後押し・一般社団法人宇宙旅客輸送推進協議会(SLA)や直近3億円の資金調達をいただいたインキュベイトファンド株式会社からの支援があります。ダイナミックなチャレンジをすることができる環境が十分に整っています。

私たちは、ものづくり大国を担ってきた世代とITの世代、航空宇宙とITの分野を掛け合わせ、また色々な企業とパートナーシップを結ぶことで実現を目指していきます。
この国に新たな成長産業を根付かせるために、かけがえがないインフラとして、安価・高頻度・高信頼性の輸送手段を提供するスタートアップ企業として、一つずつ課題を克服していきます。
縦横無尽に、自由に理想的な将来を思い描くことができる時代を作る。この国に新たな成長産業を作り、付加価値と雇用を生み出す。そういった思いで創業しています。

INTERVIEW

将来宇宙輸送システムでは選考中できる限り多くの社員と会っていただくようにしておりますが、特に面談・面接でみなさんがお会いするメンバーのインタビューを紹介します。どういったきっかけで将来宇宙輸送システムに出会い、入社を決断したのか語ってもらいました。

私たちと一緒に
ダイナミックなチャレンジに
挑んでくれる方を募集しています

法務担当マネージャー

将来宇宙輸送システム株式会社の法務担当として、法的リスクの評価と緩和、契約の管理、コンプライアンスの確保など、会社の法的ニーズ全般をサポートします。

ミッション設計エンジニア

技術統括部長の元、垂直離着陸型宇宙往還機(VTVL)のミッション設計を行います。
2026年のローンチを目指しており、各システムの開発チームと連携しながら仕様から開発スケジュールまでを含むミッション設計の業務を担っていただきます。

機体システム開発エンジニア

垂直離着陸型宇宙往還機(VTVL)の機体システムの開発を行っていただきます。
2026年のローンチに向けて、各システムの開発チームと連携しながら機体システムの基本設計、詳細設計、維持設計を行います。

機体構造設計エンジニア

垂直離着陸型宇宙往還機(VTVL)の機体構造の設計開発を行っていただきます。
2026年のローンチに向けて、各システムの開発チームと連携しながらVTVLの機体構造の基本設計、詳細設計、維持設計を行います。

推進系開発エンジニア

垂直離着陸型宇宙往還機(VTVL)の推進系やロケットエンジンの設計開発を行っていただきます。
2026年のローンチに向けて、各システムの開発チームと連携しながら推進系の基本設計、詳細設計、維持設計を行います。

制御開発エンジニア

垂直離着陸型宇宙往還機(VTVL)の制御設計、開発を行っていただきます。
2026年のローンチに向けて、各システムの開発チームと連携しながら機体制御の開発業務を行います。

アビオニクス開発エンジニア

垂直離着陸型宇宙往還機(VTVL)のアビオニクスの設計開発を行っていただきます。
2026年のローンチに向けて、各システムの開発チームと連携しながらアビオニクスの開発担当として、仕様検討から詳細設計までを行っていただきます。

ミッション・有人安全エンジニア

垂直離着陸型宇宙往還機(VTVL)の安全装備設計の開発を行っていただきます。
2026年のローンチに向けて、各システムの開発チームと連携しながら、緊急脱出などのアボート機構や、信頼性の基本設計、詳細設計、維持設計を行います。

Wantedlyでも様々な職種を
募集しています。