About | 将来宇宙輸送システム株式会社

It’s your turn to reach space

毎日、人や貨物が届けられる世界。 そんな当たり前を宇宙でも。

実は宇宙開発に関しては技術革新はあまり起きていません
これまで巨額の開発費用が必要なことなどを理由に、枯れた技術を使いながら少しずつしか進歩していないのが実情です。
1990年代には日本でも有人宇宙飛行技術の獲得に向けた技術実証などに挑戦していましたが、財政的な問題から新規プロジェクトが縮小・凍結され、獲得には至っていません。

とはいえ宇宙開発能力に関しては我が国は世界有数の地位にあり、新興国が今から努力しても追いつけるものではありません。
人を乗せて宇宙空間まで運ぶことができる挑戦権を持っている国は世界の中でも限られています。
日本のこれまでの技術の厚みを生かし、新しい産業を作ることができる数少ない領域、それが宇宙ビジネスなのです。

当社は、自社だけで課題解決するのではなく、色々な企業とパートナーシップを結ぶことで実現を目指していきます。この国に新たな成長産業を根付かせるために、かけがえがないインフラとして、安価・高頻度・高信頼性の輸送手段を提供するスタートアップ企業として、一つずつ課題を克服していきます。
縦横無尽に、自由に理想的な将来を思い描くことができる時代を作る。
この国に新たな成長産業を作り、付加価値と雇用を生み出す。そういった思いで創業しています。

将来宇宙輸送システム株式会社 代表取締役 畑田 康二郎
将来宇宙輸送システム株式会社 代表取締役 畑田 康二郎
将来宇宙輸送システム株式会社代表取締役、株式会社ispace社外取締役、株式会社アークエッジ・スペース社外取締役、株式会社デジタルハーツプラス取締役。
2004年、京都大学大学院エネルギー科学研究科(修士課程)を修了後、経済産業省に入省。エネルギー政策や産業政策などに従事した後、
2012年、外務省に出向して、欧州連合日本政府代表部および在ベルギー日本国大使館勤務。
2015年、内閣府宇宙開発戦略推進事務局に出向し、宇宙活動法の制定、宇宙産業ビジョン2030の策定、宇宙ビジネスアイデアコンテストS-Boosterの創設など民間宇宙ビジネス拡大に貢献。
2017年、経済産業省に帰任し、新たなスタートアップ支援プログラムJ-Startupを創設。
2018年、経済産業省を退職して株式会社デジタルハーツホールディングスに入社し、サイバーセキュリティ人材発掘・育成プログラムの立ち上げ等に従事し、2019年に株式会社デジタルハーツプラスを設立。
2022年5月、将来宇宙輸送システム株式会社を創業し、代表取締役に就任。

Board of Directors

畑田 康二郎
畑田 康二郎
代表取締役社長兼CEO
京都大学卒(エネルギー変換工学修士)。元経産省・内閣府宇宙開発戦略推進事務局勤務。ispace社外取締役、ArkEdge Space社外取締役。
野村 亮之
野村 亮之
最高執行責任者COO
大学在学中にIT企業を設立し、卒業後は数社のCTOとして様々なWebサービスの構築を主導。株式会社エスト・ルージュCEO。
嶋田 敬一郎
嶋田 敬一郎
最高事業責任者CBO
松下電器、日本ルーセントテクノロジー、電通、日本IBM、R/GAなどで事業責任者及び経営者を経験。
山口 豪
山口 豪
顧問
京都大学卒(機械工学修士)。日産自動車に38年間勤務。2014-2022 年は、日産自動車及びルノー自動車の研究開発部門の最高責任者(アライアンスEVP)として、世界各国の全ての開発組織を統括。
藤里 公司
藤里 公司
VPoE・実証機開発PM
東京大学卒(博士)。学生時代にロケット燃料を研究。その流れで航空宇宙業界に入り8年間ロケットの開発業務に従事。
平川 和明
平川 和明
VPoE・研究開発PM
東海大学卒(航空宇宙学修士)、機械学会・NAFEMS認定 計算力学技術者 国際上級アナリスト、SUBARUで航空機の強度設計、本田技術研究所で航空機エンジンの振動設計、事業戦略構築などに従事。
庄山 直芳
庄山 直芳
Chief Scientist・主席研究員
東京大学卒(航空宇宙工学博士)、IHIエアロスペースでイプシロンロケット・観測ロケット、パナソニックでエアコンの研究開発に従事。英国機械学会最優秀論文賞受賞。千葉工大客員研究員。

TEAMS

村松 成哉
村松 成哉
技術部門
東海大学卒(航空宇宙学修士)、エンジニアリング会社で自動車部品やタービン機器の構造解析・熱解析業務に従事。
稼 光浩
稼 光浩
技術部門
東京大学卒(修士)。在学中からスペースプレーンに興味を持ち、三菱重工業等でロケットの推進系開発、航空機の空力設計、CFRP生産技術、担当機種技術取り纏め業務に従事。
髙橋 昭智
髙橋 昭智
技術部門
大阪府立大学卒、技術士(機械部門)、日産自動車宇宙航空事業部でTR-I、J-Iロケット等開発に従事。IHIに転籍し、GXロケット開発等に従事。プロマネ経験が豊富。
北井 保夫
北井 保夫
技術部門
日産自動車宇宙航空事業部、IHIエアロスペースで、固体ロケット開発・打上げ運用に長く従事し、JAXA移籍後は各種プロジェクト開発試験支援に従事。
遠藤 剛
遠藤 剛
技術部門
本田技術栃木研究所内で3Dモデリング/モックアップ構築、トヨタシステムズで図面/CADデータ管理、3Dフルビークル構築/活用企画、故障診断機開発等のPMとして従事。
飯塚 翔太
飯塚 翔太
技術部門
非鉄金属業界で3年間、銅合金、ケーブルの新商品開発に従事。その後、造船業界で7年間、電装艤装設計業務に従事。
榎並 京次郎
榎並 京次郎
技術部門
東海大学卒(修士)。在学中からロケットに興味を持ち、卒業後は固体ロケット開発、試験、システム安全、品質保証業務に従事。
細川 暢寿
細川 暢寿
技術部門
エンジニアリング会社で、BoeingやMSJなどの航空機構造設計業務や生産技術業務など、航空機構造に関する幅広い業務に従事。また、防衛装備品の装備設計業務にも従事。
岸里 大輝
岸里 大輝
技術部門
東海大学卒(修士)。在学中はハイブリッドロケットエンジンを研究。卒業後は固体ロケット開発に従事。
杉本 聡太
杉本 聡太
技術部門
東京工業大学卒(修士)。自動車会社にてボディの衝突安全性能向上や軽量高剛性化の設計開発、および先進運転支援システムのソフトウェア開発や車両評価業務に従事。
秋本 直輝
秋本 直輝
技術部門
東京工業大卒(修士)。在学中は炭素繊維の構造と物性について研究。卒業後はロケット音響解析や宇宙用CFRP設計に従事。
工藤 英俊
工藤 英俊
技術部門
帝京大学卒(修士)。エンジニアリング会社で航空機の主翼構造設計、空力設計、飛行性能計算等に従事。
小川 奎弥
小川 奎弥
技術部門
東海大学卒(学士)。航空宇宙工学、ソフトウェア工学を学び、卒業後は航空宇宙業界に入り8年間アビオニクス・地上設備の開発業務に従事。
上村 伸樹
上村 伸樹
技術部門
大阪大学卒(修士)。卒業後は固体ロケット開発に従事。点火系、地上支援装置の開発や燃焼試験の業務を経験。
平川 奈々
平川 奈々
管理部門
中小企業診断士。東海大学卒(航空宇宙学学士)。航空機内装品メーカーにてBoeing/Airbusと航空会社向け内装設計開発、外資系自動車部品メーカーにて部品設計から部品輸出入など幅広く従事。プロマネ経験(異文化コミュニケーション)が豊富。
小椋 浩佑
小椋 浩佑
管理部門
クリエイティブディレクター。複数の企業で様々なデザインを経験。オルビスではクリエイティブディレクターとして、リブランディングや新ブランドの立ち上げに従事。iF DESIGN AWARD 2022 では最高位のGOLDを受賞。

私たちと一緒に
ダイナミックなチャレンジに
挑んでくれる方を募集しています

OUR Philosophy

縦 横 無 尽

高頻度

high frequency

単段式

single stage

往還

reusable

大陸二地点間や宇宙空間に、人や物を輸送します。

日本国内にある技術を最大限活用して、高頻度・単段式・往還型の宇宙輸送機を開発し、高い信頼性を保ちつつ輸送コストを大幅に引き下げ、次世代の宇宙輸送ビジネスを創出します。

earth

ROADMAP

SINGLE STAGE TO ORBIT SPACE CARRIER SERVICE

高頻度・単段式・往還技術

をベースに、2030年代に有人宇宙輸送機を開発・運用することを目指しています。
この大きな目標の達成に向け、2022年から、さまざまな先端研究開発・飛行実証を進めています。

法人名
将来宇宙輸送システム株式会社 Innovative Space Carrier Inc.
所在地
本社
〒103-0027
東京都中央区日本橋1-4-1
三井ビルディング5階

福島支社
〒979-2124
福島県南相馬市小高区本町1-87
小高パイオニアヴィレッジ 内

大田ベース
〒146-0081
東京都大田区仲池上2-19-15

名古屋サテライト
〒450-0002
愛知県名古屋市中村区名駅3-28-12
大名古屋ビルヂング11階 リージャス 大名古屋ビルヂングビジネスセンター内

青海ラボ
〒135-0064
東京都江東区青海2-4-10
地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター内

代表者
代表取締役 畑田康二郎
設立
2022年5月2日
資本金等(剰余金含む)
860,000,000円
事業内容
革新的な宇宙輸送システムの事業化に向けた企画検討