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三井住友銀行と宇宙領域に関する新たな経済圏の創出及び宇宙産業発展に向けた協業に関する覚書を締結

2024年08月30日 by admin_innovative

将来宇宙輸送システム株式会社(東京都中央区、代表取締役 畑田康二郎 以下ISC)は、「毎日、人や貨物が届けられる世界。そんな当たり前を、宇宙でも。」というビジョンを掲げ、宇宙往還を可能とする輸送システムの実現を目指すスタートアップ企業です。

このたび、8月30日(金)に三井住友銀行と、宇宙領域に関する新たな経済圏の創出及び宇宙産業発展に向けて協業することで合意しました。

経緯

ISCは現在、文部科学省SBIRフェーズ3事業に採択され、2028年3月までに人工衛星打ち上げ用ロケットの開発に取り組んでいます。政府補助金により開発を着実に進めていく上では、技術面だけでなく、財務基盤の安定も図る必要があります。

三井住友銀行では、2023年度からの新中期経営計画にてグループ一体でスタートアップ企業の成長ステージに応じたサポートを行い、新たな産業育成に貢献することを、主要な取り組みの一つにあげています。

このたび、こうした三井住友銀行のスタートアップ支援を活用することで、財務基盤の安定を図るとともに、成長ステージに応じたサポートを受けることにより、宇宙輸送に関する新たな経済圏の創出に向けて協業することで合意しました。

左より、三井住友銀行 成長事業開発部長 吉川弘昭氏、将来宇宙輸送システム 代表取締役社長兼CEO 畑田康二郎

連携内容

(1)金融・非金融関連サービスの開発

ISCの宇宙輸送事業及び宇宙関連サービスの発展並びに宇宙産業の発展に伴って必要とされる金融・非金融関連サービスの開発等。

(2)ISCの再利用ロケット・有人輸送機開発及び宇宙関連サービス提供に向けた事業化

事業会社、地方公共団体、学術機関とのビジネスコンソーシアム構築、三井住友フィナンシャルグループのグループネットワーク及び広範な顧客基盤を活用した民間企業等の新規参入・協業支援。

(3)民間企業の参入を目的とした連携

三井住友銀行のオープンイノベーションプラットフォーム(未来X)や三井住友銀行のMoUパートナー企業の各種機能を活用したISCのビジョン・ミッションの発信、認知向上。

将来宇宙輸送システム株式会社 代表取締役社長兼CEO 畑田康二郎 コメント

当社は2022年5月創業のベンチャー企業ながら、現在、日本国内で40を超える企業・団体・研究機関と連携を行っています。

開発規模の拡大に伴い、関係機関との連携強化や財務基盤の強化などが課題になってきている中、三井住友銀行のスタートアップ支援を受けられることは非常に心強く感じています。

日本の宇宙産業創出に向けて、より一層開発速度を加速させていきたいと思います!

■将来宇宙輸送システム株式会社 会社概要
法人名    将来宇宙輸送システム株式会社
英語名    Innovative Space Carrier Inc.
代表者    代表取締役 畑田康二郎
本社住所   東京都中央区日本橋1-4-1
設立日    2022年5月2日
資金調達総額 860,000,000円
事業内容   革新的な宇宙輸送システムの事業化に向けた企画検討
URL     https://innovative-space-carrier.co.jp/

■三井住友銀行 会社概要
法人名    株式会社三井住友銀行
英語名    Sumitomo Mitsui Banking Corporation
頭取CEO   福留 朗裕
本店住所   東京都千代田区丸の内一丁目1番2号
URL     https://www.smbc.co.jp/

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