宇宙往還を可能とする輸送システムの実現を目指すスタートアップ企業である将来宇宙輸送システム株式会社(東京都港区、代表取締役 畑田康二郎)は、2022年11月1日に、THE E.A.S.T. 日本橋一丁目に新たな拠点を開所したことをお知らせします。
将来宇宙輸送システム株式会社は、「誰もが宇宙にアクセスできる時代を創る」ことをビジョンに掲げ、宇宙往還を可能とする輸送システムの実現を目指すスタートアップ企業です。
資金調達後の採用活動が順調に進展している状況を踏まえ、従業員の業務効率の向上や、社外の関係者との活発な議論を行うために理想的な物件を検討した結果、THE E.A.S.T. 日本橋一丁目に入居することを決定しました。
THE E.A.S.T. 日本橋一丁目は、日本橋駅直結の日本橋一丁目三井ビルディング5階に位置し、複数のスタートアップ企業が1フロアに集結し熱量の高いコミュニティを形成しています。本物件には入居審査があり、アントレプレナー・イントレプレナー・スタートアップ企業としての志、サービス・ビジネスモデルの革新性、成長性、将来性、三井不動産と協業可能性などの審査項目を総合的に判断し、認められたスタートアップのみが入居するオフィスとなります。入居企業には、三井不動産のベンチャー共創事業である31VENTURESによるビジネスサポートや、ネットワーキングやオンライン・オフライン併用イベントが開催可能なイベントスペースを通じた発信が可能であるなど、スタートアップの成長を加速させる様々な支援が用意されています。
また、当該物件を運営する三井不動産は、日本橋エリアを宇宙ビジネスのプレイヤーが集まる場とする街づくりに取り組んでおり、JAXA宇宙イノベーションパートナーシップ(J-SPARC)における事業化促進に資する活動などに取り組んでいます。
(共創活動の概念図 ©三井不動産・JAXA)
当社は、こうした三井不動産の活動に共感し、宇宙ビジネス全体の活性化に貢献するためにも、日本橋を活動の拠点として選定し、事業を営むこととしました。
引き続き、単段式の完全再使用型宇宙往還機(SSTO; Single Stage To Orbit)の実現に必要な技術課題の洗い出しや、抜本的な低コスト化、有人宇宙輸送技術の検討を行った上で、二地点間高速輸送(P2P; Point to Point)や宇宙旅行などの将来あるべき宇宙輸送サービスの提供を始めとした事業計画の検討を加速させていきます。
<三井不動産からのコメント>
宇宙ビジネス拠点X-NIHONBASHIにご入居頂いていた将来宇宙輸送システム株式会社様が、急成長を遂げられ、THE E.A.S.T.日本橋一丁目に拡大移転頂いたことに、御祝いと御礼を申しあげます。
弊社は、社会課題の解決に資する、将来性ある宇宙産業の拡大を、街づくりを通じてサポートさせて頂いております。将来宇宙輸送システム株式会社様が掲げるビジョンは、まさに弊社の思いと合致するところであります。引き続き、ハード、ソフトの両面で、同社のご発展に貢献できますように努めて参ります。
■新オフィスの概要
[物件名] THE E.A.S.T. 日本橋一丁目
[所在地] 東京都中央区日本橋1丁目4-1 日本橋一丁目三井ビルディング5階
東京メトロ銀座線・東西線・都営地下鉄浅草線 「日本橋」駅直結
東京メトロ半蔵門線・銀座線「三越前」駅より徒歩3分
JR各線「東京」駅より徒歩6分
[URL] https://www.31ventures.jp/theeast/workspace/workspace07.html
■プレスリリース
2022年11月1日 将来宇宙輸送システム株式会社、THE E.A.S.T. 日本橋一丁目にオフィス開設